ミクジログ

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漫画の名言「ゼンブ引き受けて…そいで… 自分を許してやんな…大きな声で…」『双亡亭壊すべし』3巻

どうも。

寝ぐせのなおらないミクジンです。

やりきれない時、苦しい時は誰しも必ずあります。

いつ何時そうなるかも、それがいつまで続くのかも分からない。原因すら自分でよく分からないこともあるかもしれない。

でもそんな時、必ず救いの手助けをしてくれる言葉、人、物や景色などがきっとあります。

その中から、オレの心に響いた言葉を紹介していきたいと思います。個人的な意見や解釈があると思うので、そこはご容赦ください。

今回は藤田和日郎さんの漫画『双亡亭壊すべし』の第三巻より、紅(くれない)に言ったタコハのセリフです。

自分を許してやんな…大きな声で

紅は子供の頃、親から自分の留守中に、弟の緑朗(ろくろう)の面倒をみて、洗濯物にアイロンをかけておいてと頼まれました。

ところがアイロンをかけたまま他の事に夢中になってしまい、結果、火事になってしまいます。紅も緑朗も助かりはしましたが、緑朗は背中に大火傷を負い、今も傷跡が残っています。紅は自分のせいでそうなった弟に、ずっと謝り続けていかなければならないと思っていました。

 

以下はタコハと紅のやり取りです。

 

紅「私はきれいな服を着ちゃいけん!痛くならんと…苦しんで厳しくされんといけんのよ!私は緑朗にそうやっちずっとあやまらんと…全部私んせい!私は卑怯者なんよ!!」

 

タコハ「そう…全部…その通り。紅…おまえのせいだ…。そしておまえは自分可愛さに、緑朗を放したくないヒキョーモンかもしれねぇ。でもなァ…人間ってのァ、ホント…弱いモンでよ…仕方ねえさ…そんな気持ちにもならァ。どうにも取り返しのつかねえコトを自分にウソをついてごまかすコトだってあるんだよ…。オレにァわかるんだ…でもな…それだけじゃ生きてくのはツラいわなァ。心が折れちまう…だから、おまえは自分を許してやんな…」

 

紅「そげな…ゆるせ…んわ…私が緑朗をあんな目にあわせたんに…私が悪いんに!!私は緑朗に憎まれち当然なんよ!!」

 

タコハ「緑朗がそう言ったのかよ!緑朗に直接聞いたのかよ!?おまえは本当のトコを確かめもせずに思い込んでる!だから苦しいんだ…『過去』は過ぎちまったんだよ!戻ってこねえ!おまえにも緑朗にも、もうこれ以上なんの影響も与えられねーんだよ!!だったら『これから』じゃねーか!『これから』おまえはどうしたいんだよ!?ええ、紅、答えろよ!おまえはこれから緑朗とどうしたいんだよ!?」

 

紅「私は…緑朗と…また…仲良う…かき氷を…」

 

タコハ「心を自分で…壊すことは…ねえ。ツラい『過去』に…負けんな…ツラくて弱かった『自分』に負けんな…ゼンブ引き受けて…そいで… 自分を許してやんな…大きな声で…」

 

引用:藤田和日郎『双亡亭壊すべし』3巻

双亡亭壊すべし 3 (少年サンデーコミックス)

双亡亭壊すべし 3 (少年サンデーコミックス)

 

自分を許すということ

きっと誰でもやりなおしたい過去がある。

でも、過去は過ぎてしまったのでやりなおすことはできないんですよね。

だから『これからどうするか』なんです。

『これからどうするか』を考えるには、自分のやってしまったことを自分で受け入れなきゃいけない。

受け入れて、自分だけは自分を許してあげないと前は見れません。

 

自分は昔、失恋したショックでわけが分からなくなってギャンブルにのめり込んでしまった時期がありました。

お金もなくなり借金までしてしまった。

恋人を失い、恋愛していた過程で仕事も住む場所も失い、お金もなくなった。

借金だけが残り、こんなダメなことばっかりな自分に嫌気がさした。

誰にも言えずに死のうとしました。

 

でもあることがきっかけで、思いなおすことができました。

ほんとにちょっとしたきっかけ。

そのきっかけのおかげで、

「ダメだなぁ、自分。落ちるとこまで落ちちゃったよ。でもやっちまったもんは仕方ないよな。これからどうしようか」

そんなふうに自分で自分を許せた。

自分を許せなければ、きっと死んでた。

 

おかげで今では借金も自分で全部返し、スッキリしたもんです。

意外とその気になればなんとかなるもんだ。

どんなにダメな自分でもいいんです。

周りの言うことなんて関係ない。

言われなくても知ってんだ、自分はダメなやつだって。

 

『ダメなやつだ』って自分で分かってるならそれでいい。

それを受け入れて、『これからどうするか』考えればいいんだ。

そうしないと前なんか見れない。

よく考えたら自分よりダメっぽい人、世の中にゃ結構いるしね。

 

ツラくて弱かった『自分』にゃ負けねえ。

タコハの言葉を見て、そんなことを思い出したのでした。

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