ミクジログ

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漫画の名言「なら…それは、ただのトランシーバーさ」『うしおととら』3巻

どうも。

寝ぐせのなおらないミクジンです。

久しぶりに藤田和日郎さんの『うしおととら』を読んでたんだけど、やっぱり名作ですこの漫画。

何度読んでも胸が熱くなります。

 

ううっ、母ちゃんっ。

なら…それは、ただのトランシーバーさ

紹介するのは3巻に出てくる『タツヤ』の言葉です。

タツヤは2年前の小学2年の時に母親を亡くしてから、ひねくれて友達も作らず、いたずらばかりするようになりました。

母親の形見のトランシーバーを2つ大切に持っていたタツヤでしたが、妖怪に襲われ1つをなくしてしまいます。

そこで同じく母親のいないうしおに「オレと一緒に母ちゃんにいいとこみせようぜ!」と言われたタツヤは勇気を振り絞って現状に立ち向かいます。

そんなタツヤが最後に言ったのが次の言葉です。

 

タツヤ「にいちゃん…ボク…母ちゃんにいいトコみせたかな…?これ…あげる」

 

うしお「これ…って、おまえ一個ヘビの中でなくしてるから、これオレにくれたら母ちゃんのレシーバーなくなっちまうだろう」

 

タツヤ「母ちゃんはボクのこと…みてるんだね…なら…それは、ただのトランシーバーさ」

 

引用

藤田和日郎『うしおととら』3巻

うしおととら(3) (少年サンデーコミックス)

うしおととら(3) (少年サンデーコミックス)

 

 

あの部屋にはもういない

オレもこれを書いてる数年前に母ちゃんを亡くしてるので、この言葉はものすごくグサッときました。

故人の形見や思い出は本当に大切。

亡くなったなんて、すぐに受け入れられるもんじゃない。

うちの実家はまだ母ちゃんの部屋がそのままになっています。

亡くなったのがあまりにも突然だったし、まだまだ若かった。

父ちゃんが、母ちゃんの遺品を今だに整理できないのも当然だと思う。

 

オレだってまだ実感が湧かないところがあります。

入院生活が長かったので、病院のあの部屋に行けばまだいるような気がします。

でも、もうあの部屋に行っても母ちゃんはいないんです。

 

あの部屋にはもういないけど、きっとどっかで見守ってる。

だから母ちゃんに心配かけないようにしなくちゃなあと思いました。

そんなふうに思えないと時間は止まったまんま進まない。

形見の物や思い出に縛られて何も手に付かなくなってしまう。

タツヤもそう思ったんじゃないかなあ。

 

大切な人との別れ。

すぐには受け入れられないけど、いつかは「あの人の分まで人生楽しんでやるぜ」って思えたらいいですね。